エプソンのプリンターを買ったらついてきたCD/DVDラベル作成ソフト、Epson Print CDに関する覚書き。
Epson Print CD ver.2.0
1). まずはラベル画像(背景)をグラフィックソフトで準備する。
↓にPhotoshopでテンプレートとして私が作ったファイルを置いておくのでよろしければどうぞ。
■内径22mm、外径118mm用 Photoshop PSD (1394px, 300dpi, 488KB)
http://www.ritea.jp/websource/blogspot/CD_Label_Template.psd
自分でゼロから作る場合も、原則として外枠の円(外径)ぎりぎりのサイズの画像を用意すると
後で印字範囲を調整しなくていいのでラク。
デザインが出来上がったらjpegとして保存する。
2). Epson Print CDを立ち上げて内径・外径を設定する。
内径・外径 → ワイドプリンタブルと称するCD/DVDは
たいてい23mm, 118mmだが、内径は23mmだとちょっとずれると
印刷モレが出て白い部分が残るので、私は22mmに設定している。
ただし微妙に内側の印刷不可能範囲にインクが乗るので、
それはティッシュペーパーなどで軽くぱっと抑えて吸い込ませてから乾かしている。
3). Epson Print CDの「背景」ボタンを押し、「ファイル」のタブで自分の作ったjpeg画像を指定する。
フォルダの中に複数のjpegがある場合、プレビュー&選択画面には最初の一つしか出ていないが、
スクロールダウンすればちゃんと2つ目以降の画像が表示されて選べるので、
私のように「このフォルダにあるはずなのにない!!」と大騒ぎしないように。(^^;
また、もしここで外径ぎりぎりではないサイズの画像を使用する場合や、
印字範囲を変えたい場合は、 「イメージ調整」のボタンを押し、「切り抜き」のタブで調整を行う。
ちなみにスタート時の画面のプレビューは信用できるけれど、
この「切り抜き」画面でのプレビューはあんまりあてにならないし使いづらいので、
最初から外径ぎりぎりの画像を用意するのがオススメ。
4). プリンターにトレイをセットする。
うちのPM-A840Sの場合、本体の排出トレイ横のレバーをガッチャン!と落としてCD/DVDラベル印刷モードにする。
そしてプリンタ付属品のトレイ(上の写真)を排出トレイの溝にあわせて挿し込む。
このとき、天と地がちょっとまぎらわしいので注意。黒い矢印のついている部分(写真左側)が天となるので、
メーカーによる表面の小さな印字部分を地に持っていきたい場合は、
反対側(写真右側)にそれが来るようにメディアをトレイに置くこと。
トレイをプリンターにセットする際は、説明図が描かれている方を手前にして挿し込むので、
手前が天、奥が地と覚えると良い。
5). 印刷!
印刷ボタンを押すと最終確認としてカラー補正(薄い、標準、濃い)や
印刷位置微調整の設定画面になるので、それらが全てOKであれば印刷ができる。
個体差?が多少あるようで、私の場合、濃度は標準もしくは+1、
印刷位置微調整は横=-0.2, 縦=-0.3がちょうど良いらしい。
6). 必要に応じて保存
作成したラベルデータは.ec4という拡張子のファイルとして保存できる。
ただし、元のjpeg画像を変更(上書き)しても、このec4ファイルは
それを察知して読み込み直し等をしてくれるわけではないので、
元の画像を変更した場合は、再度「背景」からその画像を選び直す必要がある点に注意。
2010年3月25日木曜日
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はじめまして。
返信削除このソフトの使用法が分からず、
困っていましたが、大変参考になりました。
ありがとうございます。
こんな文字ばっかりの説明でわかってくださってありがとうございます。
返信削除このエントリーを書いたことさえすっかり忘れておりましたが、
こうしたフィードバックは大変励みなります。感謝!